Xperia Ear Duoが超気になったので、ソニーストア大阪に行って試聴してきました。
その際の感想と注意した方がよい事、あと結構皆さん対応しているか気にしているマルチポイント接続ができるのか聞いてきましたので、記事にしたいと思います。
Xperia Ear Duoについて
できる事、特徴については説明が面倒なので(おい)、以下Sonyのホームページや大手のホームページを参照下さい(笑)。
Xperia Ear Duo(エクスペリア イヤー デュオ)XEA20 | スマートプロダクト | ソニーモバイル公式サイト
周りの音も聞けるソニー左右分離イヤフォン「Xperia Ear Duo」。声でLINEやradiko - AV Watch
Xperia Ear Duoで自由な音楽と会話を体験。寿美菜子の音声アシストも進化 - AV Watch
音質について
実は私、2回ソニーストアに試聴に行っています(笑)。
なんでかと言うと、自分のiPhoneXと接続して試聴したのですが、
1回目に視聴した時の感想が
「何か音がカスカス」
「かなりボリュームを大きくしないと聞こえない、ほぼ最大値にしたら聞こえるかな」
「確かに外れそうもないけど、かなりぐらぐらするな・・・」
という感想でした。
これならば買っても使わずにAirPodsを使う事になりそうだなあ・・・と思い、家に帰りながらネット予約(してたのかよ!)をキャンセルしました。
ただやっぱり気になって未練がましくネットで先行レビューを見ていると、音質についてはそこまでよくも無いが悪くもないと書かれているし、装着写真を見ているとそんなにぐらぐらしそうもないな・・・、
もしかして装着の仕方間違ってる??
と思い、再度ソニーストアを訪問して再試聴させて貰いました。
意識して音が出るところを耳の穴に押し込むように入れると・・・。
あれ?前よりいい感じの音が出ているぞ!
という感じで評価アップ!
あと今回はiPhoneに「Xperia Ear Duo」アプリを入れて接続したのですが、これを使うと更に音質がアップしました。
以下はAndoroidのアプリ画面ですが、iPhoneも大分機能が削られているものの、似たような画面でした。
通常のBluetooth接続をすると、「Xperia Ear Duo」というデバイス名で接続されるのですが、アプリを起動すると再度ペアリングを要求されるので再接続をすると「Xperia Ear Duo LE」というデバイスが増えました。
で、その状態でアプリを開くと標準では「接続優先」になっていると思うので「音質優先」にして「Clear Phase」もオンにする事で、「お、これならばいい感じだぞ」というレベルまで音質が向上しました。
なので、これから自分のスマホを接続して試聴しされる方は以下の2点を試して貰った方がよいかと思います。
耳の穴に意識して音の出るところを入れる。
多分私は耳の穴が大きいので、先端のリングサポータがあってなかったんだと思います(合えば、ある程度しっかり耳に固定されるのではないかな・・・と)。
左はサイズMでもしっくりはまったのですが、右がMでは小さくてLに出来ないかお姉さんに聞いて探してもらったものの、無かったので諦めたものの、穴のサイズがあっていないのでかなり違和感を感じたし、安定感にもかけていました。
音の出るところがずれると、ただでさえ軽い音がさらに軽くなり、音量も足りなくなります。
「Xperia Ear Duo」アプリをインストールして接続してから試聴する。
ちゃんとアプリ上で「接続」状態になるようにしましょう。
なぜか接続されて音楽流れているのに、アプリ上では「切断」になったままで暫く四苦八苦しました。
そういえばソニーストアにてデフォルトで接続されていたXperiaだと「そこまで言うほど悪くないかな・・・」
と思ったのも「Xperia Ear Duo」アプリが入っていたからかもしれません。
WF-1000Xを地雷扱いにしてしまった、右ブチブチ問題はどうか?
ソニーストアもヨドバシカメラ程では無いにしてもBluetoothだらけなので、電波状況としては悪いほうかと思います。
が!数分程度の試聴でしたが、2日とも一切切れる事はありませんでした。
余りに安定して接続されていたので、ブチブチ問題の事をすっかり忘れてしまったぐらいです(笑)(ヨドバシでWF-1000Xを聴いた時にはのっけから右が切れた状態でスタートしました・・・)。
Xperia Ear Duoは切れないと評判の「NFMI (Near Field Magnetic Induction/近距離電磁誘導)」を採用したとの事で、これが有効に働いてそうです。
Xperia Ear Duoにて採用された事もあるので、WE-1000Xの後継機にも搭載されてくるかも・・・。
本日のお題:マルチポイントは可能か
Bluetoothの複数台接続には大きく以下の2種類接続仕様があります。
①マルチペアリング(ソニーでは「マルチデバイス接続」)
・ペアリング設定を複数保存しておける。
・他のデバイスと接続する際に再度ペアリングを行わずに接続ができる。
・★重要★他のデバイスと接続する際には元々接続していたデバイスとの接続は切れる。
②マルチポイント
・複数台の装置と同時接続ができる。
・★重要★複数台同時接続が可能、1プロファイル1デバイスのみの接続が可能な機種と、1プロファイル複数台接続できる機種がある。
先代の「Xperia Ear」はマルチポイント対応で、説明書にも2台のスマホと接続する場合の方法が記載されており、音楽は先に再生された方を優先、着信はどちらの着信も受話可能と中々に優秀な仕様でした。
いろいろブログを見ていると、Xperia EarにてAndroidは音楽とアシスタント、iPhoneは着信と通話で同時接続して使われている人がいたので、これならばいい感じ!と思い、Xperia Ear Duoでマルチポイント接続して利用しよう!と思いました。
で、今回の「Xperia Ear duo」の説明書もダウンロードできるようになっていたので、さっそく読んでみたところ、
・・・(内容確認中)。
複数台接続の説明が載っていない・・・。
これは駄目かなあと思いながら、ソニーストアのお姉さんに「マルチポイントって対応してます?」と聞いたところ、
「申し訳ありませんが、対応してないです・・・」
と言われてしまいました。
店員さん向けの資料を横から見たら、
「マルチポイント:NG」
とハッキリクッキリ書いてあーるじゃありませんか!!
がっくり・・orz。
マルチポイントができればAndroidで音楽+アナウンス??をしながら、iPhoneからの着信通知と通話ができると思っていたので、ひじょーに残念です。
SonyでもWI-1000Xはマルチポイント対応なのが、WF-1000Xでは非対応になっているので、ケーブル無しの完全ワイヤレスだと対応が難しいのかなあ・・・。
ちなみにスーツのおじさん(お前もな)も同じ事を聞いて、「対応してません」との回答を受けてました。
その人はそれでもあきらめきらなかったのか、デモ機と自分のXperiaでマルチポイント接続をしてみようとしていましたが、結局うまくいかずに「やっぱりだめかー」とあきらめてましたね(これができないと困るなあとかいいつつ、予約をしてて横から「どっちやねん!!」とか突っ込み入れそうになりましたが(笑))。
結局買うの?買わないの?
残念ながらマルチポイントは非対応でしたが、上記に書いた試聴の際にした方がよい事を行う事で、評価は一変しました。
実際には自分の生活で使ってみないと分からないのですが、とりあえず購入してみようという気になったので再度ネットで予約しました。
発売日の4/21(土)に到着するので、使ってみて感想をアップしたいと思います。
あ、忘れてましたがアシスタント機能は結構流暢な声でお姉さんが話してくれました。終わりっ! ←それだけかい。
最後の最後にSony様へ:
ネットの書き込みを見ていると結構マルチポイント接続ができるか気にしている人が多いです。
技術的に困難なのかもしれませんが、ファームウェアアップデートで対応できたら売り上げアップ間違いないので、是非是非!ご対応の程、よろしくお願いします!!
ではでは。
2018/05/04追記:
実際に購入して感想を書きました。良ければ見てみて下さい。<(_ _)>