前回の記事にてXperia Ear Duoを予約した事を書きました。
運よく?ヨドバシで予約していた事もあって、何故か発売により早く4/19(木)に到着!!(Amazonとかは4/21到着だったみたいですね)
・・・したのですが、初期不良?にあたってしまい交換した為、本格的には使いだすのが遅くなってしまいました(この初期不良の件と交換の件については別に書きたいと思います)。
遅れてのスタートになってしまいましたが、2週間程装着して家と外で音楽を聞いた感想を書きたいと思います。
↓ 前回記事です ↓
商品紹介は??
もうスタート遅れたし、既にいろいろ情報を書かれているので、そこは前回の記事同様に端折って他のホームページ・ブログにお任せしたいと思います(笑)。
詳しくは以下Sonyのホームページや大手のホームページを参照下さい(笑)。
Xperia Ear Duo(エクスペリア イヤー デュオ)XEA20 | スマートプロダクト | ソニーモバイル公式サイト
周りの音も聞けるソニー左右分離イヤフォン「Xperia Ear Duo」。声でLINEやradiko - AV Watch
Xperia Ear Duoで自由な音楽と会話を体験。寿美菜子の音声アシストも進化 - AV Watch
実物しょうかーい
せっかくなので写真とりました。
箱です。結構コンパクトです。
箱の裏です。機能説明がいろいろ書かれています。
箱を開けたところ。上下に分かれててお弁当箱のように開きます。
内容物全て。
本体、説明書、保証書とUSBケーブル(結構短いです)、耳の穴にいれるサポーター(Mは本体についていて、SとLが別途付いています)。
ちなみにサポーターのサイズは私は「L」でちょうどよかったです。
「M」だと耳の穴より結構サイズが小さくグラグラとして結構気になります。
充電器と本体、充電器に本体を軽く置くだけで磁石でくっついて充電が開始されます。
WF-1000Xのように面倒なはめ込み型でないのは高評価です。
本体を取り出したところ。
見苦しい写真で申し訳ありませんが、耳に装着したところ。
私自身はそこまで目だっていないように思います。
装着感も結構よく、数時間つけていても特に耳が痛くならなかったです。
アシスタント機能が思ったより便利な事もあり、最近は長距離移動の際は音を鳴らさずに半日程度つけっぱなしにしている事が多いです。
音質はどうか
自宅編
ソニーストアではあまり試聴時間がとれなかった事もあり、前回は音質についてはあまり書かなかったので、家でじっくりと聞いてみました。
①高音
結構出ています。
ただ細かい音が結構聞こえなくなってしまうので、空気感といったものはあまり感じられません。
②中音
思ったより結構出ます。というか予想外にいい音でてびっくりです。
女性ボーカルで高い音の伸びに特徴がある曲を聴くと、おーっ、これは意外に聞ける、と思いました。
③低音
まーーーーったく出ません。超開放型なので諦めましょう。
じゃあスマホ側でバスブーストやら低域増幅をかけたらどうなるかと思ったのですが、びっくりするほど一切音が変わりませんでした(笑)。
(最初設定を適用してない?と思ってスマホを見直したぐらいです)
殆ど低周波数の音が出せていないようです。
クラシックを聴くと、他のイヤホンでは「ジャーン」というところが「チャーン(イクラちゃんではない(笑))」という超拍子抜けな感じになってしまい、思わず笑ってしまいました。
④その他
高音のところでも書きましたが、あまり空気感が無い事もあり楽器の位置等細かい情報は分かりづらいです。
音の分離もよくありません(一緒くたに音が出てくる感じ)。
まあ、この辺は割り切って作っていそうなので、そんなものに期待するのも野暮かと思います。
お外編
大阪の梅田に出かけたり東京への出張時に装着し続けていろいろ聞いてみました。
駅周辺は人通りも多く、外の音がかなり大きいので細かい音はほぼ聞こえなくなります。
なのでステレオ感・空気感も大分無くなるのですが、ステレオ感はちゃんと残っていてBGM的に音楽を聴くのは全然問題ありません。
音も最大にすると耳が痛くなるレベルの大きさになるので、そこまで最大でも7割~8割程度で十分聞こえました。
アナウンスも問題無く聞こえます(流石に音量を絞っていると聞きづらいでがが・・・)。
外の音はバリバリ聞こえてきます。
というか、ほとんどイヤホンを付けていないレベルで聞こえてきます。
改めて大型駅の周辺って凄いやかましいなあと思いました・・・。
カナル型のイヤホンとかによくある歩くとドンドン音がする感じ?、は究極の開放型という事もあって全くしません。
あと以外に思ったより役に立ったのが・・・
「アダプティブコントロール!!」
外音に応じてボリュームを変えるのですが、最初は大したことないんだろうと思って使わなかったものの、試しにONにしてみると「こいつは使えるぞ!!」に180度評価掌返しの巻っとなりました。
てっきり外音に応じて決められた音量になるだけと思っていたのですが、静かな場所でボリュームを絞って聞いているとその音量をベースにしてうるさい所にいくと音量が大きくなり、静かになると最初のボリュームにスーッと音量を絞っていく事が分かりました(ヨドバシの店内をうろうろしながら音量のアップダウンを確認するという不審者っぷり・・・)。
なので、通勤等の外出時に周りの音に合わせていちいち音量の調整をする必要がありません。
自分の聞きたい音量をベースに自動でうるさい時に音量を上げてくれる機能と思ってよいかと思います。
ただ、外を歩いている時にそこそこの風が吹くと少々の風切り音でそこまで大きくしなくても・・・とうレベルで音量が大きくなるという事があったので、ソフトかファームウェアのアップデートで調整して貰えたらなあと思いました。
私的には今まで大した物が無かったこともあり、自動音量調整機能は使わない主義だったのですが、Xperia Ear Duoでは使っていく事にしました。
→1週間ほど使ったのですが、やはり外にいるときに風が吹くと敏感に反応してしまうため、現在はアップデートに期待して今はOFFにしています。
音質まとめ
基本的にはイヤホンを耳から離して聞くのと似たような感じの音なのですが、最初から離して聞く事を前提として設計しているだけの事はあり、予想よりもはるかにまともな音がなっていると感じました。
但し、そうは言っても超開放型なので、ながら聞き(BGM)としての使い道にしておいておいた方が良いです。
多分スマホに標準で付いているヘッドホンにも負けるのではないかと思います。
もちろん、AirPodsとは勝負にもなりません。
ハイレゾ対応ではない事を残念がっている方もいるようですが、私的には「これ、ハイレゾ対応しても意味ないぞ」と思いました。
なので、Sonyもあえて非対応にしたんだと思います(バッテリーにも影響しますしね)
得意なジャンルはボーカル物(私はJ-POPしか聞きませんが、多分洋楽も)になると思います。
あと低音を多用していないゲームミュージック系や映画・アニメのBGMとかでしょうか。
ちなみに耳を手で覆うと音に厚みが出ますが、締まりのない音になってバランス的にはいまいちです。
と上記で色々と書いたのですが、4時間程度つけっぱなしで音楽を聴いていると耳が慣れてきて音の軽さ等の違和感が薄れてきます。
この状態でAirPodsで聴くと逆に低音がズコドコいって気になるという妙な状態に(笑)。
WF-1000Xを地雷扱いにしてしまった、右ブチブチ問題(Xperia Ear Duoでは左)はどうか?決定版!!
さすが「NFMI (Near Field Magnetic Induction/近距離電磁誘導)」対応!!
半日程度の利用ですが、家では1回も切れませんでした。
(WF-1000Xでは30分に1回程度右がプチっと切れる環境です)
多分電子レンジをつけて近くに行くと切れるかと思うのですが、そこまで完璧を求めません。
大阪でうろうろしているときはヨドバシ店内の携帯コーナーと液晶TVのコーナー(何で?)で左に「ザザッ」という雑音が合計3回程度入りましたが、それ以外は非常に安定していました。
オーディオのBluetooth製品コーナに行っても、「それが何か?」というぐらい余裕で普通に左右とも問題無く音がなってました。
ちなみにWF-1000Xの時は視聴時にのっけから右から音が出ずに四苦八苦した環境です。
WF-1000Xの所有者からすると、これは革命的に凄いっ!!
大阪駅や梅田駅の周辺の人込みスポットを歩き回りましたが、一切切断・ノイズが入る事はありませんでした。
AirPods並みの安定感かと思います。
当たり前に音が鳴り続けるとここまでストレスがたまらないんだと改めて認識しました。
WF-1000Xにてブチブチ問題に悩まされ、Xperia Ear Duoの購入に躊躇している人も安心して使えるのではないかと思います。
あーよかった。よかった。
その他
Xperia Ear Duoで再生やスキップ、音量操作を行うとあまりの反応の悪さにイライラしたのですが、とある事に気を付けて操作すると、びっくりするぐらい反応が良くなりました。
それは、
「親指+中指 or 薬指で本体を持ってから人差し指で操作する」
です。
本体が結構ぐらぐらしているので、人差し指だけで操作しようとするとかなり反応悪いです(というかシングルタップぐらいしか成功しない・・・)。
上記のように一旦がしっと持ってから操作すると格段に操作ミスが減りました(それでもトリプルタップはなかなか成功しないのですが・・・)。
この操作方法、説明書に書いておいた方がいいんじゃないかなあ。
まとめ
外音が聴ける超開放型のヘッドホンとしては思ったより頑張ったなあという感想です。
ただし音楽を聴くために買うと泣く事になるので、そういった目的には普通のヘッドホンを買った方がよいです。
音楽をながら聞きしながら、別の事(作業やランニング)するには現時点では最高峰かと思います。
今まではこういったものは片耳しかなく、音のバランス的に気になって諦めていた人にもお勧めできる機種だと思います。
ここまで外音を取り込みつつ、ながら聞きできるものが出たら業務用等、これから色々な用途に展開できるのではないかと思います。
今回は音質系の話を書きましたが、Androidに接続した時のアシスト機能や前回書いたペアリングの話、ランニング時に付けて走った時感想等を書きたいと思います。
最後に
こいつはAndroidに接続したら面白いほど化けます!!
と言いつつ、詳細はまた次回以降で・・・。
ではでは。