前回のブログにて書きましたが、Galaxy Note8にて内蔵でなくてもよいので普通のペンぐらいの長さ・太さのペンがないかと思い、まずは手持ちのWacom(ワコム)「feel(ワコム・フィールイット・テクノロジーズ)」対応ペンが使えないか試してみました。
結果的には文字は書けてボタンも有効になるものの、ペンを傾けるとペン先と線がずれてしまう問題があり、残念ながらお蔵入りとなってしまいました。残念!!
で、別売りで販売されているSペンを探してみる事に・・・。
見つけた!!
ネットを捜索すると、それなりの値段で入手可能なペンが2種類見つかりました。
STAEDTLER Noris digital Designed for SAMSUNG 「GP-U999ERIPAAA」
2018年4月12日現在で、正規品として販売されているSペンはこれしかないと思います。
お値段は4879円(2018/4/12現在)。
国内正規品としても販売されていてもちろん保証もついているので、壊れたら困るという人はこれ一択かと思います。
書き心地もかなりよいようで(まんま鉛筆なので、そりゃそうか、結構評価も高いです。
ただ、長さが新品鉛筆と同じ長さなので(無駄に)長いのと、ボタンが無いのが弱点となっています。
特にこのボタンが無いのが曲者で、内蔵スタイラスを格納した状態だとボタンをクリックしないと画面OFFメモが起動しないので(要設定:後で記載)、実質画面OFFメモが使い物にならないというひじょーーーに残念な事に・・・。
なので、このペンは次点として別のペンを探す事にしました。
Samusung製純正Sペン「EJ-PT820」
この商品、Samusung製のPC「Galaxy Book」、やタブレット「Galaxy Tab S3」の標準Sペンとして採用されているペンです。
海外では別売りされているのですが、日本では正規品販売されていないので、海外から取り寄せるかヤフオク・輸入業者からの購入するしか手がないです。
なので、値段的には結構割高になります。
ペン先も内蔵のスタイラスと同じ0.7mmなので、多分使えるだろうと半ば博打感覚で入手しました(汗)。
私はヤフオクで入手しましたが、ジャスト6000円でした。上記①のSペンも4879円するので、こんなものかなとあきらめて購入しました。
とりあえずリンクを張っておきますが、Amazonでは10000円以上、場合によっては15000円(!)とかで販売されています。
多分ですが、普通に販売されたら4000~5000円ぐらいじゃないかと思うので、流石に15000円はぼったくりだろ、これ・・・と思いました。
と・・・書きながらさらに調べてみると、Samusungの修理交換部品として入手する事ができるようで、その場合は2000~3000円ぐらいで入手可能なようです(修理部品扱いなので、多分パッケージとかとかは無くてペンだけの入手になるとは思いますが・・・)。
残念ながら、どこに連絡したらよいかは分かりませんでした・・・。
商品紹介
パッケージです、海外販売品なので日本語表記は一切ありません。
中身を出しました。
説明書も外国語のみです。
まあペンなので、説明書とかいりませんが・・・。
ペン本体です。
中央より前の方にボタンが付いています。
内蔵スタイラスについているボタンと同じ事が可能です。
クリップも付いているので、ワイシャツのポケットにも差しておけます。
ただあまり遊びが無いので結構挟みずらいのですが、無いよりは全然ましです。
ApplePencilのように転がっていく心配もありません(笑)
後ろから見たところ、円筒形ではなく、少し上下がつぶれた?感じです。
おかげで机の上を転がっていくことはありません。
前から見たところ。
内蔵スタイラスとの比較。
大人と子供?ぐらいのサイズの違いがあります。
ペン先を揃えて並べたところ。
写真では見づらいのですが、よく見るとボタンの位置がほぼ同じになっています。
横から見たところ。
ペンの太さがかなり違う事が分かります。
先端の比較、ペン先は同じように見えます。
並べてみたところ、その②。
参考に私が普段使いしているボールペンと比較してみました。
ボールペンはロットリングのトリオペンです。
こうしてみると鉛筆というより、ボールペンに近いサイズである事が分かります。
少しぼやけてしまいましたが、前から見たところ。
太さはロットリングの方が流石に太いです。
手に持ったところ。
使えるか試してみた
早速使ってみました。
・・・。
かっ・き・やっ・すっ!!
ほぼ通常のペンと同じサイズになるとこんなに書きやすくなるのかっ!
と驚愕もんです。
ペン先は内容スタイラスと同じではないかと思います。
Note8のついている予備のペン先も使えました。
Note8自体のメモの書きやすさとパームリジェクションの優秀さと相まってすらすらと適度な滑り心地で書き書きできます。
これを使ってから内蔵スタイラスを使おうとすると余りの細さと短さに「うわ・・・」となります。
ペン先と線のずれも全くなく、ペンを傾けてもずれません。
ボタンも問題無く使えるので、画面OFFメモも問題無く使えます。
★注意★
デフォルトでは内蔵スタイラスを出さないとSペン機能がONになりません。
使う度にスタイラスを出すのも面倒なので、設定をした方がよいかと思います。
★設定について★
「設定」→「高度な機能」→「Sペン」→「省電力モード」を「OFF」にする。
常時Sペンの動作監視をする事になるので、バッテリー消費量は多くなると思うのですが、そこまで大量消費するという印象ではないので、便利さを優先して私はこの設定をOFFにしています。
まとめ
私的にはSTAEDTLERのペンを出す余裕があるなら、こっちを先に日本で販売しろよ!!と心から思います。
持ちやすさ的にはSTAEDTLERのペンの方がよいかもしれませんし、これ自身そこまで使いやすいように努力している形跡は無いのですが(失礼)、普通のペンの長さ・太さがここまで書きやすさにつながるとは・・・と目からうろこ状態です。
5000円~6000円で入手できるのであれば、並行輸入品を入手してもよいかと個人的には思います(そんなに簡単に壊れる事もないと思うし・・・)。
難点は本体に内蔵できない位ですね(←当たり前)。
是非是非、日本でも別売り販売して下さい!Samusungさん!!
ではでは。