かずやんのガジェット探検記

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WF-1000Xを持ちながら、WI-1000Xを購入してしまった話+比較レビュー

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以前記事にも書きましたが、WF-1000Xを購入して通勤やブログ書きに愛用してました。

www.kazu0121.com

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が、そんな状況の中、つい魔が差して?WI-1000Xを購入してしまったので、日常使いしてみて比較したいと思います。

同じようなものを複数所持する余裕も無いので、最終的には気に入った方を手元において片方をドナドナしようと思っています。

何でWF-1000XがあるのにWI-1000Xを入手しようとしたの?

ほんとアホです。WH-1000XM2まで買うとどっかのスタパ斎藤さんレベルになってしまいます・・・。

WF-1000Xが本体バージョンアップ後に結構頻繁に切れるようになった事と、WI-1000Xはノイズキャンセリングと音質の評判が高いのが気になり、出張で電車と飛行機に乗る予定もできたのも重なってWI-1000Xが気になって仕方がなくなり、気が付いたら購入してしまいました・・・。

ブツ紹介

まいどまいどの事ながら、細かい機能は他のブログやSonyのページで書かれているので、そちらをご覧下さい(おい)。

Sonyが持っている機能が結構てんこ盛りで入っています。

www.sony.jp


外箱です。

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外箱から内箱を出したところ。

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さらっと操作の仕方が書いてあります。

音量ON、OFFや曲の先送り前戻し含めて一通りの操作ができます。

特にWF-1000Xでは音量ON、OFFができなかったのでこれが便利!!

御開帳~。

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内容物です。

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イヤーチップは結構いろいろな種類が入っています。
後述しますが、私は使っていません・・・。

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付属のケースを開いたところ。中に航空機用アダプタと有線コードを入れるポケットがついているのがGoodです。

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イヤホン本体です。

ネックバンド型なのでそれなりに大きいですが、思ったよりかさばらないのでカバンにすっと入れる事ができます。

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装着したところは私では役不足なので、Sonyの方におまかせ(笑)。

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レビュー

WF-1000Xの時もそうですが、基本的にiPhoneXにて音楽を聴く人なので、下記に書かれている事は全てiPhoneX接続での感想になります。

あとイヤーチップですが、のっけから標準でついているチップを使わずにコンプライの逆さ挿しで聞いています。

コンプライの逆さ挿しって何?という方は以下も是非見てみて下さい。

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音質は?

WF-1000Xと比較して、まず典型的な高いヘッドホンの音がするなと思いました。

私の私見だだ入りなのですが、クラシックを聴いた時にトランペットやシンバル等の楽器の音がWF-1000Xと比べて本物っぽく聞こえます。
(高級ヘッドホンで音楽を聴いた時の音と同じ感じです)

低音もWF-1000Xと比べてよく出ており、高音もざらざら感がなく滑らかに聞こえます。

ただ、どこかを強調している事もないので、曲によって「はっ」とするような官能性?(なんじゃそりゃ)みたいな色付けはありません。

まだ聞き始めてそんなに時間もたっていないので、エージングで何らか変わってくるかもしれませんが、現時点でもWF-1000Xを上回っています(上回ってないと困りますが・・・)。

ちなみにイコライザーをONにしたり、音の位置を前に出す機能をONにすると音質を向上させるDSEE-HXがOFFになっていまいちな音質になるので、私的にはONにする事はないかと思います。

特に音の位置を変える機能をONにすると、これモノラルラジオか?というぐらい酷い音になります。

結構期待していたので残念!

なお、某掲示板でiPhoneのミュージック機能で「音量を自動調整」をONにすると音質が落ちるというコメントがあったのでOFFにして使っています。

ノイズキャンセリング性能は?

ダブル集音マイクの性能は伊達ではありませんね。

ONにするとスーッと周りの音が消えていきます。

WF-1000Xは外音が軽減される感じなのですが、WI-1000Xはかなり音が消えてびっくりしました。

WF-1000Xは取り敢えず音を消しましたという感じなのですが、WI-1000Xは周りの音を判断して考えて音を消している感じです。

あと人の声をちゃんと除去してノイズキャンセンリングしているようで、うるさいおばちゃんとかが横にいるとそこそこ声が聞こえます。

静かな中で電車のアナウンスの声だけがそこそこハッキリ聞こえてきたのは驚きました(WF-1000Xではここまではっきり聞こえない)。

人の声については、一律でキャンセリングしているWF-1000Xの方が聞こえないように思います(大雑把に消しているので、結果的に人の声もWI-1000Xと比較してよく消している感じ)。

私的には人のざわめきの中で静かにしたいのもあるので、人の声カットモードを用意してもらえないかなと思います(わざと人の声を聞こえるようにしているようなので、多分できるのではないかと)。

地下鉄では流石に消しきれていませんが、クラシックを聞けるほどにはキャンセルできています。

全般的にWFと比べて1段上のノイズキャンセル性能です。

流石です。

ノイズキャンセンリング特有の圧迫感、酔いはどうか

WF-1000Xの時も最初は違和感を感じてましたが、しばらく使っていると慣れてしまいました。

そんな状態でWI-1000Xを使いだしたのですが、キャンセリングのやり方?が違うのか最初は少しふらふらとする感じがしました。

ただWF-1000Xの時も似たような感覚だった事もあり、今回も慣れるだろうと思いながら使っていたところ今回は3日程度で違和感がほぼなくなりました。

元々乗り物には弱い人なのですが(数年前に振り子電車で吐きそうになった経験あり)、今は遠地出張時の新幹線・特急電車で2~3時間程度の旅で常時つけても大丈夫になっています。

2~3年前に、店頭でBoseのノイズキャンセリングヘッドホンを聞いた時には気持ちが悪くなって1曲聞けなかった人がこれなので、多分大方の人は大丈夫ではないかと思います。

まあ感覚的に慣れない人もいそうな気がするので、WF-1000Xも含めて店頭で視聴して貰った方がよいかと思います。

音のブチブチがあるか

皆無です!(当たり前)

WF-1000Xの時はバージョンアップ後は右がフッと消える事が2~3曲ごとに1回あり、結構フラストレーションがたまってたのですが、まあイヤホン部分は有線な事もあり全く切れる事はありません。

iPhoneXとの接続も安定していて接続については問題点は皆無です。

切断が無く安定しているのはここまで素晴らしい事なのかと感動しました。

多分いつかはWF-1000Xの後継機も安定してくれるようになるのでしょう。いや是非して貰わないと・・・。

装着感は?

完全ワイヤレスのWFには負けますが、思ったより違和感ありません。

つけている状態で座席の背もたれや家のソファーにもたれかかっても気になることもないです。

まあ顔を右左に振るとコードが顔には当たりますが、正面向いて音楽を聞きながら別の事をしていると、ネックバンドのことを忘れてしまいそうになります。

今から寒い時期なので、コートの上にマフラーする時にどうしようかなと思ったのですが、コートの上にWI-1000Xをかけて、その上にマフラーを巻いてイヤホンコードはマフラーの外側から耳にいれれば、特に違和感無く装着できています。

まあ、マフラーを外そうとしたらコードは気になりますが、思ったより何とかなるなという印象です。

夏にTシャツだと首の後ろが気になりそうですが、私は仕事着にて聞く事が多いので肩と首周りは全く気になりません。というかつけたまま客先に行きそうで怖いです・・・(笑)。

あと電話の着信時にバイブレーションで通知する機能があるのですが、物凄いバイブるのでびっくりします(最初ビクッ!となりました(笑))。

心臓に悪いので、OFFにしています・・・。

遅延は?

左右が繋がっている事もあり、WF-1000Xと比べたら流石に遅延は少ないです。

ただ、無い訳ではないのでYouTubeとかを見ると少し違和感を感じます。

AirPodsよりは確実に遅延があります。

WF-1000Xでは遅延が大きかった「Torne Moble」はそこまで気にならない程度に抑えられている事もあり、録画した番組を持ち出して電車内で視聴するようになりました。

持ち運びは?

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ネックバンド型の事もあり、持ち運びが懸念事項だったのですが、思ったより場所を取らずにカバンに入れられています。

そりゃWF-1000Xと比べたら・・・という感じですが。

ケースですが、ネットでは付属のケースがペラペラで外部品を購入しているという話が多かったので、私も後で購入しようとしていたのですが、使ってみると私的には意外とかさらばらない事もあって別途購入せずそのまま使い続けていています。


内側にポケットがあり、飛行機のアダプターと有線ケーブルを常時入れておけるのも便利です。

ただケースはふにゃふにゃで簡単に折れ曲がるので、リックサックとかの柔らかいカバンに入れるときは要注意です(私は仕事用のビジネスバッグに入れて毎日持ち出しています)。

まとめ

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総合性能的に中々に素晴らしい機種です。

・持ち出せる

・頭を圧迫しない

・軽い

・現時点での最高峰レベルのノイズキャンセル性能

・レベルの高い音質

等々、良い点が大半でデメリットはネックバンド型という程度です。

最近Boseや出始めた頃のノイズキャンセルヘッドホンが耐えられなかった私でも使える事もあり、今まで敬遠してきた人も店頭で試してもらう価値はあるかと思います。

希望としてはもっと人の話し声を除去して欲しいところですね。

WF-1000Xではファームウェアのアップデートがあったので、WI-1000Xでもこれから改善(進化)していく事を期待します。

多分、WF-1000Xの後継機はこのレベルを目指すのだろうなあと思います。

何代後に追いつくかは?ですが・・・。

(次で追いつくのは無いかなあ。できたら凄いけど。)

全く右が切断されず、音質・ノイズキャンセル性能がWI-1000Xレベルまで到達できれば、Sonyがこの市場を席捲できるのでは

ないかと思います。

頑張れSony!!

ではでは・・・。